
60年代中期のエレキ・ブーム、後期のビートルズ、ローリングストーンズ、ザ・フーなどの
イギリス勢によるブリティッシュ・インベイジョンの影響は、極東の島国 日本を席巻。
国内の若者はこぞってエレキを持ち、バンドを結成した。
思い思いのスタンスでロックを咀嚼し、ステージで黄色い歓声を浴びる彼らは
グループサウンズと呼ばれ、瞬く間に熱狂的なファンを獲得し、
テレビや誌面を賑わしていった。
また海外のロック・フリークからは「日本のグループサウンズは最高のガレージ・ロックだ」
等と評価も高く、一部のGS達による破天荒なステージ・パフォーマンスや
ファズを多用した荒々しい音作りは、歌謡曲GSとはまた別のファンを獲得していく。
GS=Garage Soundという解釈で海外に受け入れられたのだ。
しかし70年代に入る頃、数多のGS勢は解散、時代の流れと共に徐々に
ニューロックへと移行するという形でその勢いは次第に衰退していったが、
正味2、3年の短い期間にも関わらず、その後 GSから輩出されたスターは
堺正章、寺尾 聰、沢田研二、萩原健一など、実に多彩である。
40年経った今もその影響はロック・シーンに根付いており、ネオGS、GSリバイバルとして
ライブハウスに黄色い歓声を響かせている。そんなネオGS勢からオリジナルGSまで、
正しい形でGSを現代に継承するバンドを特集してみました。