真夜中。パソコンに向かって仕事をしている。
ふと窓の外を眺めると、こんなに遅い時間にも関わらず、まだ街は起きていて必死に夜空へと「サイン」を送っている。
夜景を作り出す人たちは、夜景を作ろうと意識していない。僕を含めた彼らは、夜になると無意識のうちに誰かにサインを送っている。
一人暮らしの学生がバイトを終えて家路についたり、電気をつけっぱなしにしていた子供が母親に叱られて消しにいかされたり、恋人たちが甘い夢路へと急いだり…。
照明のON/OFFだけでも色んなストーリーがある。
今夜眺めている景色は、明日になるとまた違う景色を作り出すんだろうなぁ。