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バンドメンバーいわく、1枚目は「奇跡のアルバム」、2枚目は「エンターテイメント」のアルバム。では今回の3枚目、「X-tension」は、というとAn’s All Starsが出したいと思う音が詰まった10周年にふさわしい渾身の1枚となった。
10周年だから、とシンプルに制作しようとした今回の「X-tension」だったが、これが思いのほか難産のアルバムとなった。揉めた事のなかったメンバーがぶつかり合い、意見が分かれ、何度も何度も話し合いをして作っていったアルバムなのである。レコーディングも難航し、何度も録り直す楽曲もあった。
「X-tension」の最大の課題は、先に出していたライブDVD「Virgin? Live Tour 2008 〜Welcome to An's HOSPITAL〜」を超えるインパクトをどう出すか─。DVDとは、目でも耳でも楽しめるメディアであり、CDは耳で聴く事でのみ楽しむメディアである。映像がない分、新鮮味をどうだしていくか、というのがAn’sの中で大きな壁となった。先の見えないトンネルに入ったかと思われたが、バンドを見つめ直し、出したい音というものが明確に分かった時、トンネルから抜け出し、パワーアップしたAn’s All Starsがそこにいた。
そんな渾身の1枚、ぜひご堪能いただきたい。
声優のバンド、などと思うことなかれ。彼らはバンドマンとして真剣に音楽に取り組んでいるのである。レベルの高い楽曲の詰まった「X-tension」は、viBirthオススメの1枚である。 |
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X−tension
An’s All Stars
発売日:2009/08/02
\2,800 |
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